腫瘍科ONCOLOGY
診療日:月火水木金日(終日)
がんの診断から治療、その後の生活まで。
一頭一頭に合わせた、より良いがん診療を目指します。
犬や猫の腫瘍は、体表や口の中の「しこり」として気づかれることもあれば、健康診断や画像検査で偶然発見されることもあります。しかし、しこりのすべてが悪性腫瘍、いわゆる「がん」とは限りません。
当センター腫瘍科では、まず病変の正体を正確に診断することから始めます。細胞診や生検による病理診断に加え、X線検査、超音波検査、CT、MRI、内視鏡検査などを組み合わせ、腫瘍の種類や広がり、リンパ節や他臓器への転移の有無を総合的に評価します。
そのうえで、外科治療・放射線治療・薬物療法(抗がん剤治療など)をがん治療の柱として、それぞれを単独、あるいは組み合わせながら、一頭一頭の病状やご家族のご希望に合わせた治療をご提案します。
当センターでは2026年7月より高精度放射線治療を開始し、これまでの外科治療・薬物療法に加えて、放射線治療まで院内で一貫して行うことが可能となりました。
がん治療では、「どの治療を行うか」だけでなく、「いつ、どの治療を組み合わせるか」が重要です。診断から治療までを同じ腫瘍科で継続して診療することで、それぞれの治療法の特徴を踏まえながら、その子にとってより適した治療方針を検討します。
私たちは、病気についてご家族と十分に共有し、それぞれのご家族が納得して治療を選択できるよう、診断から治療、その後の生活まで継続してサポートします。
当センターにおける特徴と強み
腫瘍科では、腫瘍の診断から外科治療、薬物療法、高精度放射線治療までを一つの診療科で一貫して行っています。
がん治療では、病理診断や画像診断によって病気の状態を正確に把握し、複数の治療法の中から適切な治療、あるいはその組み合わせを考えることが重要です。
外科治療で腫瘍を切除することが適しているのか、放射線治療によって局所制御を目指すべきなのか、薬物療法によって全身の病変を治療する必要があるのか。あるいは、それらを組み合わせることで、より良い治療効果が期待できるのか。
それぞれの治療を別々に考えるのではなく、その子の病状や生活、ご家族のご希望まで含めて治療方針を考えることを大切にしています。
さらに、高精度放射線治療装置の導入により、VMAT(強度変調回転放射線治療)、IGRT(画像誘導放射線治療)、定位放射線治療(SRT/SRS)など、腫瘍へ集中的に放射線を照射しながら、周囲の正常組織への影響をできる限り抑える治療にも対応しています。
診断から治療、治療後の経過観察までを継続して担当することで、治療中の反応や病状の変化に応じて、その都度治療方針を見直していくことができます。
がんと診断されたとき、ご家族には多くの不安や迷いが生じます。
私たちは専門的な知識と技術だけでなく、ご家族との対話を大切にしながら、愛犬・愛猫とご家族にとってより良い選択を一緒に考えていきます。
担当医
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岩崎 遼太
KyotoARどうぶつ総合がんセンター長/腫瘍科指導医
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寺内 光彦
腫瘍科指導医
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岩永 優斗
勤務医
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黒田 杏子
勤務医
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高倉 亨
医学物理士/放射線技師/放射線治療品質管理士/博士(保健学)
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一期一会を大切にし、One teamとして日々の診療に向き合っていきます。