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Rehabilitation

リハビリテーション科

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それぞれの重症度に合わせた、科学的で実践的なリハビリテーションでQOL向上を!

 

リハビリテーション科は、正確な診断と適切な治療の、「その後」をしっかりとサポートします。対象は、整形外科疾患、神経疾患(椎間板ヘルニア、脳卒中、変性性脊髄症など)、老齢性の運動機能低下や認知機能不全など多岐にわたります。

 

手術後〜退院までのケア、他院後の機能回復訓練、重症で機能回復が困難な場合には、障害をもったままでどうやってQOLの維持された日常生活を取り戻すか、についてトータルにサポートします。

当センターにおける特徴と強み

①チーム医療として実施
→ リハビリテーションは、看護との関わりも大きい分野です。機能回復訓練のみならず、入院中やご自宅での日常生活を快適に過ごすための技術や工夫が必要となります。KyotoARのリハビリテーションの最大の特徴は、獣医師と愛玩動物看護師、および、ヒトのリハビリテーション分野の方々(理学療法士や作業療法士)とも連携し、それぞれの専門性を活かして「チーム」として進めていく点です。

 

②獣医師が主導となって実施

→ KyotoARでは、C.C.R.P.を取得した獣医師が、症例の評価・リハビリメニューの処方、そして、実際の施術も獣医師がメインで実施します。

 

③ご家族と共に進めていく形

→ kyotoARのリハビリテーションは、基本的にご家族が実際のリハビリテーション現場に立ち合っていただくことも特徴の一つです。現場に立ち合っていただくことで、現在の症状を一緒に確認したり、ご自宅での様子をお尋ねしたり、リハビリメニューを実演し、かつ、ご自宅でのメニューをその場で練習していただいたりと、様々な事を相談しながら、共に進めていく方法を採用しています。

 

④ 経過中に発生する様々な内科的問題にも対応

→ リハビリテーションは長期に渡ることも多く、様々な問題が発生します。心臓病などの持病を持っている場合、高齢でリハビリの負荷に留意しなければならない場合、筋萎縮により股関節脱臼を起こす場合、再発性の膀胱炎や褥瘡のある場合etc。そのような場合には、他の診療科とも連携して慎重にリハビリテーションを進めていきます。

 

⑤ 大学・研究機関・装具開発メーカーとの提携

→ 動物のリハビリテーションは発展途上の分野です。科学的に進めて行くためには、研究機関との連携が不可欠です。また、装具や歩行器・車椅子の導入が有効である症例は予想以上に多いと思っています。また、市販の製品で十分に対応出来ない場合には、開発メーカーに、テーラーメイドでその症例の目的に合った製品を作成いただくことにも対応しております。

担当医
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​植村 隆司

うえむら たかし

常勤

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1998年 鳥取大学農学部獣医学科卒業

2006年 フロリダ大学獣医学部 臨床科学 修士課程入学

2023年 C.C.R.P 資格取得

専門分野:

神経内科/脊椎外科一般/神経機能再建/リハビリテーション科

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